砂質土壌の多いコッリ・セネージの中でも、粘土石灰のニュアンスが強い土壌の畑を選び、木樽で長期の熟成を試みる。
セメントタンクで発酵。
木樽で15ヵ月熟成。一部栗樽を使用。
(21.6.30 インポーターコメント)
黒い果実の香りをローズマリーやエストラゴンなどの南仏のハーブが優しく覆っている。口に含んだ瞬間はふんわりとソフトに感じるが構成としては今強烈なタンニンと酸味が主要なものである。イチジクを思わせる果実味の後に長い余韻が口の中を支配する。むっちりとした飲みごたえが将来を期待させる。
原産国: イタリア トスカーナ
造り手: マニア・カステッリ、ジャコモ・マストレッタ
タイプ: 赤・ミディアム
土壌: 粘土石灰質
品種: サノジョヴェーゼ主体
アルコール度: 14.5%
*ワインの品質保持のため、
夏季配送はクール便に変更させていただく場合がございます。
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【ラ・トッレ・アッレ・トルフェについて】
ラ・トッレ・アッレ・トルフェは8世紀に建てられた塔(Torre)を中心に、できた貴族の郊外の別宅で、現オーナーのマニア・カステッリの曽祖父が二次大戦後に購入し、それ以来、オリーブオイルやワインの生産を行ってきた。古い貴族の別邸ということもあり、スペースは広く、13haの自社畑には十分な醸造設備がある。古い大容量のセメントタンクが多いのもこのワイナリーの特徴だ。2018年、長らくワイン造りを担当してきた醸造家が、トッレ・アッレ・トルフェを去ることが決まった。そこでその醸造家がオーナーのマニアに推薦をしたのが、ジャコモ・マストレッタだった。2016年に惜しまれながらも、閉業したキアンティ・ガイオーレのワイナリー、ラ・ポルタ・ディ・ヴェルティーネの元醸造家だ。ジャコモにとって初めての経験である、砂地でのサンジョヴェーゼの醸造。果実味とタンニンの表現が、石灰質土壌のそれとはまったく違うとジャコモは言う。確かに骨格よりも柔らかなタンニンが、印象的だが、果実味と酸味に彼らしい魅力が出ている。
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383518
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