-
◆里山を100年先へつなぐ「S風の森 Launch Edition」到着!!
この度、油長酒造では新たなチャレンジといたしまして、御所の棚田の真ん中に「里山を100年先へつなぐ」を使命とする、葛城山麓醸造所を無事にスタートすることができました。
2019年から具体的に準備を始め、5年かけてようやく実現いたしました。
○新しい酒蔵に挑戦したいと思ったきっかけ
風の森が生まれた頃から共に歩み続けてきた秋津穂米。
葛城山麓醸造所、通称“山麓蔵“ はこの秋津穂が育てられる葛城山麓の棚田の真ん中に位置します(御所市伏見)。
この地は標高約400mと高く、灌漑用水が届かないため、
山から湧き出でた山水のみで良質の秋津穂が育つ環境です。
しかし、この地の里山は農家の高齢化や農産物の生産性の低さゆえ、近年耕作放棄地などもみられ、その持続性に問題を抱えています。
お酒の力をこれらの問題解決に生かしたい、この地域を盛り上げたい、という思いが新たな酒蔵に挑戦するきっかけです
○ “山麓蔵“で造る【S(エス)風の森】
今回の“山麓蔵“では、この地に醸造家自身が共生し、葛城山麓の地の力を感じながら感覚を研ぎ澄ませ、この地で収穫された秋津穂米で大地の魅力を余すことなく表現する風の森の新シリーズ【S(エス)風の森】を造ります。
○ 「風の森里山コミュニティ」
“山麓蔵“では、農家、酒蔵、酒屋、消費者が共に共生する「風の森里山コミュニティ」を創設することで、「里山を100年先へつなぐ」を実現したいと考えています。
「風の森里山コミュニティ」とは、秋津穂を生産して頂いている農家の収入を高め、農業や棚田・里山の持続性に繋げてく仕組みのこと。
従来の農家、酒蔵、酒屋、消費者というそれぞれの立場を輪のように繋げることでお互いへの理解を深めあい共生することで「里山を100年先へつなぐ」という共通の目的意識を醸成していくものです。
【S】風の森では「未来酒度を決める3つの要素」を総合評価によって、星の数で価値基準を表現します。
“未来酒度” は 地球環境の保全や持続可能な未来へ向けた、日本酒の価値基準
1、環境負荷 水、電力の種類、農薬化学肥料の使用量など
2、田んぼの地力 田んぼやその土中の生物の多様性など(土分析による数値化)
3、地域への貢献度 農家への適正な利益配分や、里山への理解や寄付など
❶S 風の森 「葛城山麓産秋津穂+里山基金への寄付(50 円/本)+自然エネルギーによる酒造り」
❷S 風の森 ★ 「❶に加え、減農薬による環境負荷の少なさゆえ評価される」
❸S 風の森 ★★ 「❶に加え、農薬化学肥料の不使用による環境負荷の少なさゆえ評価される」
❹S 風の森 ★★★ 「❶❸に加え、田んぼの地力の豊かさ、地域貢献度の高さゆえ評価される」
「S 風の森」 の 3 つの約束
葛城山麓の秋津穂の個性を「S 風の森」に映し出すため、次の3つの約束の元、酒造りを行います。
1 葛城山麓産 秋津穂
2食用米程度の精米
3奈良酒の伝統技法の採用
原料米 : 葛城山麓産 秋津穂
精米歩合 : 非公開
アルコール分 : 15%(無濾過無加水)
産地 : 奈良県 油長酒造
未来酒度 :★
保管方法:必ず冷蔵庫(生酒)
*クール便推奨
- 商品コード:
-
s_kazenomori_launch_720
- 販売価格(税込):
-
2,970
円
ポイント:
27
Pt
- 関連カテゴリ:
-
日本酒・地酒
> ◆北陸・近畿の日本酒
> 風の森/水端 (かぜのもり/みづはな)
-
日本酒・地酒
> ◆特定名称酒
> 純米酒・特別純米酒
-
日本酒・地酒
> 【季節のお酒】 冬酒特集
-
日本酒・地酒
> 奈良県の日本酒・地酒