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北側斜面のランダッツォとカスティリオーネ・ディ・シチリアに所有する標高600~900mの畑から、若木~樹齢50年程度のブドウを幅広くブレンドして生産。
若いうちから非常に優れたフィネスを備えており、フレッシュで香り高く、細身で適度なタンニンがあり、独自の自然なエレガンスを備えている。ワイナリーの名刺代わりとなる1本。
フレンチオークの大樽で発酵、12ヶ月熟成後、ステンレスタンクで1ヶ月熟成。
原産国: イタリア シチリア
造り手: テッレ・ネーレ
タイプ: 赤
品種: ネレッロ・マスカレーゼ98%、ネレッロ・カプッチョ2%
アルコール度: 14%
*ワインの品質保持のため、
夏季配送はクール便に変更させていただく場合がございます。
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【テッレ・ネーレについて】
はるか紀元前の昔から土着のブドウが栽培されてきた歴史
ヨーロッパ最大の活火山として有名なエトナ山、その麓には真っ黒な溶岩に覆われた部分と緑の草原の部分のコントラストが興味深い肥沃な大地が広がっており、はるか紀元前の昔から土着のブドウが栽培されてきた歴史を持つ。ワインとしてもシチリアで最も早くDOCに認められたこの地エトナだが、90年代にバローロボーイズを率い、近代的なアプローチを持ち込むことでその当時世界市場から置き去りにされていたバローロの人気・知名度を再復興させた最大の立役者マルコ・ディ・グラツィアがこの地に興したのがテッレ・ネーレである。彼はもともとバローロのみならずイタリア全土から素晴らしい品質のワインを見つけ出し、世の中に知らしめるワイン商として頭角をあらわした人物だが、その中でエトナの独特なテロワールに触れ心奪われたことで自らこのエトナでワイナリーを立ち上げることにしたのである。マルコを魅了したその独特なテロワールとは言うまでもなくエトナ山による賜物であり、50万年にも及ぶ火山活動によって生まれた複雑で唯一無二のものである。ワイナリー名となっているテッレ・ネーレとは「黒い大地」を意味しているが、エトナに広がる畑の溶岩や火山灰を豊富に含む独特な黒い土壌そのものから名づけられており、その土壌構成は少し距離が離れただけで噴火によって受けた影響の歴史が異なるため大きく異なったものになることもあるという。そしてその特異な土壌だけでなく、畑の広がる標高も400~1000mまでと他のワイン産地を見渡しても見当たらないほど稀有な幅広さがあり、この独特かつ複雑な土壌と標高差の掛け合わせがイタリア全土の産地を見てきたマルコにとって非常に魅力的に映ったのはごく自然なことだった。また加えてその標高の高さからヨーロッパ全体を襲ったフィロキセラ害から逃れた古樹が多く残っていたこと、そして昼夜の寒暖差が他のどの地域と比べても大きかったこともその魅力を増幅させる大きな要因であった。これら複数の要因が絡み合ったこの特別な地から生まれるワインは、総じてエレガンスに溢れ香り高く、そして区画によって違った表情を見せるというまさにブルゴーニュ的側面を持っているのである。
- 商品コード:
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terrenere_rosso
- 通常価格(税込):
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5,060
円
- 販売価格(税込):
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4,337
円
ポイント:
39
Pt
- 関連カテゴリ:
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ワイン
> 価格別
> 3,000円〜5,000円
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ワイン
> 産地別
> イタリア産ワイン
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ワイン
> 色別
> 赤ワイン