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カシス、野生のプラム、バラの押し花にスパイスや林床のノートがグラスの中で広がるクールでエレガントなアロマ。生き生きとしたエネルギーを感じさせるミディアム-フルボディの口当たり。素晴らしい張りがあり、赤系果実の中にオレンジの果皮やスパイスが混ざり合う。フィニッシュには綺麗に溶け込んだタンニンと塩味を伴うミネラルが直線的に伸びていく。
ステンレスタンクで発酵、バリック16ヶ月(新樽10-20%)後、ステンレスタンク2ヶ月熟成。
原産国: フランス ブルゴーニュ。
造り手: ドメーヌ・フーリエ
タイプ: 赤・フルボディ
品種: ピノ・ノワール100%
アルコール度: 14%
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【ドメーヌ・フーリエについて】
ジュヴレ・シャンベルタンに本拠を構えるドメーヌ・フーリエは、世界中のブルゴーニュ・ラバーを熱狂させる超人気ドメーヌ。世界で最も尊敬される作り手の一人に数えられるが、実は自国フランスではあまり名が通っていない。この逆転現象が起きている理由は、畑の規模が約10haと大きくなく、ブドウのほとんどが高樹齢のため低収量、そしてリリースされるワインのほとんどが瞬く間に輸出市場に流れるためである。ところがその輸出市場であっても、毎年リリース後即完売で「買いたくても買えない」という顧客が溢れ、幸運にも手にすることができるのは限られた一部の人のみという状態になっている。 現当主であるジャン・マリーもこの状況を心苦しく思っており、「供給したくとも生産量を増やすことができない」というジレンマを抱えていた。こうした期待に応えるために彼は2011年に小さなネゴシアンをスタートし3つのキュヴェをリリース。続く2013、2014年にラインナップを拡張し、現在ではシャンベルタン、エシェゾー、アムルーズといった珠玉のワインをリリースしている。彼がネゴシアンを立ち上げた際のコンセプトは4つあり、①ドメーヌで持っていない畑をネゴシアンで取り扱う。②ブドウの買い先は自身でドメーヌとしてワインを作っている人に限る。③生産量はドメーヌの20-30%まで。④AOCは近隣エリアであるジュヴレ・シャンベルタンからヴォ―ヌ・ロマネの間に限定する。マリー自身はネゴシアン部門をあくまでもドメーヌの延長としており、「高い需要にもかかわらず土地を買い足せないフラストレーションが、ドメーヌの拡張という形で小さなネゴシアン・ビジネスを発足させた」と語る。こうしたネゴスのワインはドメーヌと全く同じ哲学で作られ、従って出来上がるスタイルも非常に類似している。 フーリエのワインというとしばしばブルゴーニュの神様アンリ・ジャイエの弟子という謳い文句が出てくるが、ジャン・マリーはただ単純にジャイエのやり方を真似ていたというわけではなく、良いエッセンスを吸収していたのである。ほぼ100%除梗をすることによってピュアで透明感あふれる果実味を前面に出すという点では共通しているが、新樽比率を見てみるとジャイエが100%であったのに対し、フーリエでは平均20-30%程度に抑えられている。熟成は16-20ヵ月と長めにとることでおり引きの必要がなくなり、フィルター・清澄も不要となる。もちろんSO2の使用量も最小限に抑えている。 こうした極力手を加えない自然なワインメイキングがピュアで透明感あふれるピノノワールを生み出す。活気あるエネルギーが見事なテンションをつくり、シルキーなテクスチャーが溶け込むフーリエの華麗なワインは一度飲んだら忘れられない程の印象を持つ。
- 商品コード:
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fourrier_latricieres
- 通常価格(税込):
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110,000
円
- 販売価格(税込):
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101,538
円
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- 関連カテゴリ:
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ワイン
> 産地別
> フランス産ワイン
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ワイン
> 色別
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