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北ローヌの天才的トップ生産者として名高い『ドメーヌ・デ・リズ』が誇る最重要フラッグシップ『クローズ・エルミタージュ』。
(インポーターコメント)
薔薇の花束を思わせる圧倒的に華やかな香りに、黒胡椒を挽いたばかりのように鼻にスーッと抜けるスパイシー感。まずその香りの時点で、引き寄せられずにはいられないような魅力全開の佇まいにノックアウトされました。じゅうぶんに開いた段階での果実味はフルーツリキュールのように濃厚、ヴェルヴェット・タッチで飲み手を官能の世界に誘ってきます。初めから終わりまで終始華やかな表現力を魅せながらも、アフターは静かに、深く、長い。ボルドーにもブルゴーニュにも無い、ローヌ・シラーならではの魅力が炸裂する1本…素晴らしい作品です。
原産国: フランス ローヌ
造り手: ドメーヌ・デ・リズ
タイプ: 赤・フルボディ
品種: シラー100%
アルコール度: 13.5%
*ワインの品質保持のため、
夏季配送はクール便に変更させていただく場合がございます。
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【ドメーヌ・デ・リゼについて】
『アラン・グライヨの息子』。その肩書は何をするにも彼に付いてまわった。だがそれは仕方のないことだ。何しろアラン・グライヨは、クローズ・エルミタージュの神様とも称される偉大な醸造家なのだから。しかし、マキシムはその名に臆することなく、自身の道を一歩ずつ踏みしめた。ディジョンで醸造学を修めた後、ブルゴーニュのデュジャック、カリフォルニアのターリー・ワイン・セラーズ、リオハのテルモ・ロドリゲスの下で貪欲に学んだ。現代的なピュアな果実と明確なテロワールの表現の両立というマキシムのワイン造りの主軸が、この広範な経験により育まれたことは明らかだ。クローズ・エルミタージュに戻った彼は、父の庇護の下でワインを造るのではなく、我が道を行く挑戦者となることを決めた。2003年、クローズ・エルミタージュに5haの畑を購入し、ドメーヌ・デ・リゼを設立。続く2004年、約8千本のみ生産した初ヴィンテージは周囲を驚愕させた。当時27歳のこの若い醸造家が手掛けたワインは国内外から高い関心を集め、パリ随一のワインショップや英国最古のワイン商などに大きく取り上げられた。現在、マキシムはリゼで自身のスタイルを追求する一方、アラン・グライヨの醸造責任者も務めているが、父のワインは父のワイン、とその独自のスタイルを尊重している。卓越したクローズ・エルミタージュというフィロソフィを胸に、ただ求めるのはクオリティのみ。モダンでピュアな『動』のリゼと、クラシックで堅固な『静』のアラン・グライヨという、対象的なふたつのドメーヌのワインを、どちらもこの地のトップ生産者となるレベルで造り上げる手腕は恐るべきものだ。マキシム・グライヨはもはや父の陰に隠れる存在ではない。北ローヌのワイン造りの歴史に、その名をしっかりと刻む造り手なのである。
- 商品コード:
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lises_crozes22
- 通常価格(税込):
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6,930
円
- 販売価格(税込):
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5,940
円
ポイント:
54
Pt
- 関連カテゴリ:
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ワイン
> 価格別
> 5,000円〜10,000円
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ワイン
> 産地別
> フランス産ワイン
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ワイン
> 色別
> 赤ワイン