雄町の特徴は芳醇でコクがあり、しっかりとした味わいです。
上立ち香は爽やかな印象を与え、口に含むと飲みごたえのあるお酒です。熟成した果実のような深みとともに、ほのかな甘みが広がり、豊かな余韻を楽しめます。芳醇さとフレッシュさの絶妙なバランスが魅力の一品です。

原材料 : 福岡県産　雄町
精米歩合 : 50%
アルール分 : 15%
産地 : 福岡県 山口酒造場

保管方法:冷蔵庫(一回火入れ)
*クール便推奨

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◆「庭のうぐいす」について

「庭のうぐいす」は、福岡県南部の筑後川の恵みを受けた地域で造られています。筑後川の清らかな水は良質な米を育て、この地域は日本三大酒処の一つと称されるようになりました。「北野町」は約1100年前に京都・北野天満宮が初の直轄地とした由緒ある土地です。

江戸時代の天保年間、山口家の庭には天満宮からうぐいすが訪れ、清らかな湧き水で喉を潤していました。山口家6代目当主・山口利助はこの水で酒造りを始め、天保3年(1832年)に酒造業を開始しました。その精神が「庭のうぐいす」という酒名の由来です。

平成3年の台風により酒蔵は壊滅的な被害を受けましたが、江戸時代からの「水」と「空気」にこだわり移転を断念。福岡・糸島産の山田錦や筑後産のレイホウを使用し、筑後川の伏流水をそのまま仕込みに使います。さらに地元農家の協力を得て、自社田での酒米作りも始めました。杜氏や蔵男・社員一同、九州の素晴らしい気候風土を表現する酒造りを目指しています。