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09年に新井順子と出会い誕生したキュヴェは収穫時にブルノが来て醸造を手掛けます。粘土石灰土壌のカリニャンを除梗後、トロン コニック樽で醸しプレス、そのまま発酵しステンレスタンクで熟成しました。
紫帯びた濃いブラックガーネット色、完熟ベリーやカシス、 プルーン、白胡椒のアロマ、ジューシーな果実味が口中に拡がり、穏やかなタンニンとともにアフターに心地良く続きます。
原産国: フランス ラングドック
造り手: シャトー・ラ・バロンヌ
タイプ: 赤・ミディアム
土壌: 粘土石灰
品種: カリニャン100%
アルコール度: 11.5%
酸化防止剤無添加
*ワインの品質保持のため、
夏季配送はクール便に変更させていただく場合がございます。
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【シャトー・ラ・バロンヌについて】
彼の他の品種のスタイルを見てみた
い!」との思いで、2008年立ち上がったCh La Baronneとのコラボプロジェクト。Jean Ligneresは、南仏Languedocに90haもの畑を持つCh La Baronneのオーナー。本職は医者で 同じく医者である父も兄もワイン好き。今から50年以上前に父がワイナリーを購入したのです。そのワイ ナリーを2代目のJeanが引き継ぎ、本業よりもワイン造りが楽しくなり、美味しいワインをつくる為、2002 年から全ての畑を100%無農薬にしました。そしてエコセールの正式な認定は2007年に取得しました。 平均樹齢45年、1haの平均生産量は3000本と生産量を少なく拘った造りを行っております。その敷地 の中には1892年に植樹した、ウルトラVVのカリニャン、フィロキセラすら寄せ付けなかったブドウが存在しております。そのカリニャンを見た時に「こういうブドウでワインを造ってみたい!」と思うのはとても自然な位に 素晴らしい畑です。Jeanが守っている畑で育てたカリニャンを友人のBrunoに栽培・醸造責任者として、醸造してもらうこのプロジェクトです。Brunoはグルナッシュに魔法にかけ、本当に美味しい果実香を秘めた、素晴らしいワインに変えます。それを前からカリニャンでも飲んでみたかったの です。カリニャンは品種として軽視されがちの量産品種です。1962年にフランスから独立したアルジェリアの消費ワインの穴埋めの為に沢山植えられ、 そして消費が少なくなると軽視され始めました。200hl/haも取れると言う驚異的な品種です。しかし私個人の考え方では、どんなブドウも収量を抑 え、丁寧に醸造すれば、そのブドウの個性を出す事が出来る。ましてや樹齢の古いブドウの味わいは格別です。そういう意味でもこの品種を是非 Brunoに醸造して貰いたかったのです。彼は完全に期待を裏切りませんでした。恐ろしい位にパーフェクトな出来栄えです。日常気軽に飲むカジュア ルな赤ワイン。彼の醸造方法はご存知カルボニックというブドウ本来の香を前面に出す、ブドウに優しい方法です。しかしこの方法は温度やブドウの 形状等々、色んな要因が必要で、カリニャンはカルボニック法で醸造するのが難しいと言われている品種の1つです。そして、BrunoはJeanの畑で本職のグルナッシュを醸すことも志願し実現させました。
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44094
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