土壌に合わせて植え分けた複数のブドウをブレンドすることで、トゥーレーヌ・アンボワーズのテロワールを総合的に表現。白品種だけではなく、赤品種も用いることで奥行き、厚み、ストラクチャーが備わる。旨みのあるクリアな果実。味わいの重量感ではなく、しっかりとしたミネラルの骨格で魅せる通好みの味わい。
ステンレスタンクで発酵、瓶内熟成24ヶ月以上。
原産国: フランス ロワール
造り手: デュテルトル
タイプ: 白泡
品種: シャルドネ30%、シュナン・ブラン30%、ピノ・ノワール30%、カベルネ・フラン10%
アルコール度: 12.5%
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【デュテルトルについて】
A.O.C.トゥーレーヌはトゥールの街を中心に、ロワール河の両岸に沿って広がる。4400haのもの栽培面積を持つこの広大なアペラシオンは6つのサブ・アペラシオンを含んでいる。その中で高い評価を受けるのが、ヴーヴレに隣接するトゥーレーヌ・アンボワーズだ。レオナルド・ダ・ヴィンチが晩年を過ごしことで知られるアンボワーズ周辺の10のコミューンからなるこのアペラシオンは、1939年に設立されたコトー・ド・トゥーレーヌに含まれるエリアを基に1954年に制定された。古くから認められてきたこの地のポテンシャルを示すため、トゥーレーヌ・アンボワーズの設立に尽力した生産者の一人がデュテルトルである。ロワール右岸のリムレ村に構えるこのドメーヌは、19世紀後半に設立された老舗である。5代目となるジル・デュテルトルがワイン造りに参加した1989年以降、リュット・レゾネでワイン造りを行っている。37haの所有畑はロワール河を望む南向き斜面にあり、日照の良さとロワール河の影響を受けた温暖な準海洋性気候によりブドウがよく熟す。畑には砂や粘土など様々な土壌があるが、ヴーヴレにも見られるシレックスが混ざった粘土質土壌、ペリュシュが特に優れたワインを生む。デュテルトルでは、この土壌の区画にはシュナン・ブランをはじめコット、カベルネ・フランといった高貴品種を栽培している。設立以降、数々のコンクールやワインガイドで高い評価を受けている彼らのワインには1世紀以上に渡るワイン造りの歴史が詰まっている。その実直な味わいには、トゥーレーヌ・アンボワーズを代表する生産者としての静かな貫禄が感じられる。
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dutertre_cremant
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