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20年間ビオディナミ栽培を実践してきた畑の収穫を間近に控えた2009年、ジャン=ピエール・フルーリーと息子のジャン=セバスチャンは、次なる段階への飛躍を試みました。それは≪ビオディナミ栽培の考えをセラーにも適用する≫ことでした。1996年には、すでに自社の畑に生息する酵母の隔離培養に成功していました。が、その後10年間にわたる試行錯誤を2段階の発酵過程で繰り返したあげく、2006年に新たなシャンパーニュ酵母『クオーツ』の開発に成功しました。そして遂に2009年、ブドウの作柄に恵まれ、果実を十分に尊重した「サン・スフル」(亜硫酸塩非使用)ワインの醸造が可能となりました。
琺瑯タンクで20~25日間発酵、琺瑯タンクと樽で10ヶ月間熟成後、4~5年間瓶内シュールリー熟成
原産国: フランス シャンパーニュ
造り手: ジャン=ピエール フルーリー、ジャン・セバスチャン フルーリー
タイプ: 泡・辛口
土壌: 粘土石灰質、キンメリジャン
品種: シャルドネ、ピノ・ノワール
酸化防止剤無添加
*ワインの品質保持のため、
夏季配送はクール便に変更させていただく場合がございます。
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【シャンパーニュ・フルーリーについて】
シャンパーニュ地方で最も早くビオロジック、及びビオディナミに取り組み、尊敬される生産者の一人である、ジャン・ピエール・フルーリー氏。1970年には既に、除草剤、化学薬品、有機肥料の使用を廃止する。ビオディナミは1989年に試験開始し、1992年には所有する15ha全てをこの農法に転換した。現在は5人の子供たちとともに、ワイナリーを経営している。良質なシャンパーニュ造りだけでなく、このメゾンの大きな功績は、二次発酵用の酵母を自社畑から選別培養した酵母「クォーツ」の開発。それまで、実質全てのシャンパーニュ・メゾンが二次発酵には少数の培養酵母使用を余儀なくされた中、この新酵母の開発は革新的業績と讃えられている。畑は主に中生代の粘土石灰質が中心で、最・若樹でも1980年代の植樹。1970年代植樹の古木も非常に多く残るのも、このメゾンの深遠な奥行きある味わいの要因の一つ。また近年では、一部で瓶内二次発酵を王冠ではなくコルクで行い、酸化防止剤無添加キュヴェもリリースするなど、進取の気性と高い志に基づくシャンパーニュ造りで、年ごとに評価が高まっている。
- 商品コード:
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013813
- 通常価格(税込):
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17,600
円
- 販売価格(税込):
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16,246
円
ポイント:
147
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