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畑は電信回線の検査技師であったルイ・ド・バエズル・ド・ランレイが1884年に寄付したもの。コート・ド ・ボーヌの中心、海抜200-300m、東南東向きでムルソーの絵になるような村に囲まれている畑。粘土石灰質土壌。レ・シャルムのクリマはムルソーの南に位置し、ピュリニー・モンラッシェのアペラシオンに隣接している。
醸造はフランソワ・マルテノが担当。手摘みで伝統的な醸造。ブドウは空気圧搾機に入れられたらすぐにプレスする。アルコール発酵はオーク樽で行われ、20%は新樽。その後、オーク樽で14ヶ月熟成させ、味に深みと複雑さを加えるため定期的に櫂でかき混ぜる。
凝縮されて白い果実さなどの豊かな香り。樽由来の素晴らしいアロマがあり複雑な味わいでブリオッシュや新鮮なアーモンドのアロマが味に広がりを与えている。余韻はエレガントでフレッシュさが長く続く。ペアリングには、肉、魚、グリルしてソースをかけたエビ、ロブスターなど。カマンベール、ブリー、シェーブル、グリュイエールなどのチーズにもよく合う。
原産国: フランス ブルゴーニュ/コート・ド・ボーヌ/ムルソー
造り手: オスピス・ド・ボーヌ
タイプ: 白
品種: シャルドネ100%
アルコール度: 13.5%
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【オスピス・ド・ボーヌについて】
オスピス・ド・ボーヌは、1443年にブルゴーニュ公国財務長官ニコラ・ロラン夫妻がボーヌに創設した施療院「オテル・デュー」に始まります。この施療院は戦争の災禍と疫病に苦しむ病人や貧しい人々を救済するためのものではありましたが、単なる療養施設ではなく“貧しき者の宮殿”となるべく、長い歳月をかけて建設されました。さらに当時は治療費を払えない人々が多かったため、ニコラ・ロラン夫妻は自らの所有する葡萄畑を寄付。その葡萄畑から造られるワインの収益によって、オテル・デューは病院として、また貧しい人の宿泊施設として運営され利用されてきました。ニコラ夫妻の志に賛同した多くの人々が葡萄畑や財産を寄付。1457年にギュメット・ルヴェルニエが最初に葡萄畑の寄進をして以来、5世紀に渡ってこの伝統は続いています。現在、ピノ・ノワール50ha、シャルドネ10haの合計60haの葡萄畑を所有し、支配人が選考した22人の生産者に栽培を委託しています。所有畑のうち、驚くべきことに85%がプルミエクリュとグランクリュで自ら醸造したワインは毎年11月第3日曜日に競売会にかけられます。現在、この競売会はクリスティーズに委託され、世界で最も有名なワインオークションになりました。競売会による利益は病院の設備やオテル・デューの維持に使われています。
- 商品コード:
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39_286
- 通常価格(税込):
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46,200
円
- 販売価格(税込):
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41,373
円
ポイント:
376
Pt
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