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イタリア南部の丘陵地で自然農法を実践するカンティーネ・マドンナ、標高450mの粘土石灰土壌で育つアリアニコをステンレスタンクで醸しと発酵後、8ヶ月シュールリー熟成しました。明るいルビーの色調から、チャーミングなカシスの甘い香りが拡がり、冷涼感伴うアフターに豊かなタンニンが溶け込み、アフターにはたっぷりの塩気を感じます。
(22.6.15 スタッフコメント)
お肉が食べたくなるような凝縮感あるエキス。黒い果実の香りで比較的ドライな仕上がり。開栓初日よりも二日目の方が全体的にこなれたエキスでエレガントな顔を見せる。パワフルな味が好みなら一日目に飲みきるのが良さそう。(個人的には二日目が好きです!)
原産国: イタリア バジリカータ
造り手: カンティーネ・マドンナ・デレ・グラッツィエ
タイプ: 赤・フルボディ
土壌: 小石を含む粘土石灰
品種: アリアニコ100%
アルコール度: 13.5%
*ワインの品質保持のため、
夏季配送はクール便に変更させていただく場合がございます。
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【カンティーネ・マドンナ・デレ・グラッツィエについて】
イタリアの中でも南の産地、州の47%が山地、45%が丘陵地であるバジリカータ州、そこに位置するDOC Aglianico del Vulture(アルアニコ・デル・ヴルトゥーレ)ではAglianico種から作る赤ワインが認定されております。もともとギリシア原産のブドウで、紀元前にElleniecum種に由来されているとの事。ギリシア=hellenicを意味するイタリア語ellenicoが転化したものだそうです。この品種は恐らく DOCGのカンパーニャ州のTaurasi(タウラージ)では聞いたことがあると思いますが、日常的に試飲され ている方はなかなか多くはありません。 2013年5月に訪問した時にDOCGに昇格したと聞きました。今回は全てアリアニコ種の赤ワインです が、醸造方法・ヴィンテージが違います。祖父の代から農業を営み、その頃から無農薬を実践しておりました。正確には、南イタリアにもかかわらず高標高の冷涼な地域で風が強く、ケミカルなものを使用する必要のないワイン産地なのです。父の代から少しづつ近所の人に売る程度のワイン造りを始めましたが、まだ本格的ではありませんでした。そして2007年23歳の時Paoloがワイン造りを本格化しようと決意。2002〜2007年にいくつかのイタリアのワイナリーで修業、最後はNew Zealandにまでワイン研修に行きました。帰国後、父に頼み銀行に大きなお金を借りて、一気にモダンなワイナリーを建築。 住んでいる敷地内に建てたのです。土地がしっかり重たく、この土壌・気候から生まれた黒ブドウはタンニンとポリフェノールをたっぷり含んだ長期熟成型のワインになります。
(新井順子)
- 商品コード:
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43750
- 通常価格(税込):
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2,420
円
- 販売価格(税込):
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2,075
円
ポイント:
18
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