自社畑のブドウ。この区画は有機農法で馬を使って耕作を行う。白亜紀の水成岩、粘土石灰質とシレックスの土壌。ブドウは手摘みで収穫後、除梗されずにプレスする。ブドウ果汁は12時間かけてデブルバージュして、樽に移しアルコール発酵とマロラクティック発酵を行う。8ヵ月間の熟成を行っており、それがこのキュヴェにフレッシュさやミネラルの味わいを与えている。

ワインは緑がかった黄金色。ブリオッシュやバニラのニュアンスがあり、繊細でフルーティーなアロマ。口当たりはダイナミックだが、丸みを帯びていて、支えになっている酸味が美しい。

原産国:　フランス 　ブルゴーニュ
造り手:　オヴィッグ
タイプ:　白
土壌:　水成岩、粘土石灰質、シレックス
品種:　シャルドネ100%

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【オヴィッグについて】
1629年より数世代にもわたって伝統的なワイン生産を行っているオヴィッグ。ドメーヌはソリュートレ・プイイに二つの自社畑を持ち、そこから収穫されるブドウを使ってワインを醸造している。マコン・ソリュートの畑は、当初から有機農法でブドウ栽培をおこなっており、プイイ・フュイッセも2009年より有機農法に変わった。ジャン・ピエールとミッシェルのオヴィック兄弟は「クリマ」ごとに醸造を行うことを心がけている。また、伝統的な馬耕、樽熟成のものはフランス国内の森林から産出されるオーク材で造られた樽を使用、ワインは軽くフィルターに掛け、区画ごとに分けて醸造。ムーラン・デュ・ポンの酒蔵に保管されたワインはそれぞれが持つ可能性を発揮する日が来るまで眠り続けている。また、オヴィックのワインはフランス国内だけでなく、ヨーロッパ諸国、米国、カナダ、オーストラリアなど全世界に行き渡っており、それぞれのキュヴェが持つ≪個性≫、≪親密さ≫が評価を受けています。