そこまで長くないマセレーションだけれど、果皮成分は抽出されており、しっかりした味わいと果実味。マルヴァジーアのアロマティックな香りよりは、杏子のようなたっぷりとした香りが強い。
ステンレスタンクで2週間マセレーション、
ステンレスタンクで1年間熟成。
(21.6.xx インポーターコメント)
アンバートーンのパール、輝きは強い。杏、アールグレイ、オレンジマーマレードなどリッチな香りがしっかりと感じられる。良く熟した杏や花梨の様な果実味とアールグレイや凍頂烏龍茶に似た性格の軽いタンニンがふくよかな口当たりを形成している。
原産国: イタリア ピエモンテ
造り手: トリンケーロ
タイプ: 白(オレンジ)
土壌: 粘土石灰土壌
品種: アルネイス マルヴァジーア・ディ・カンディア
アルコール度: 13.5%
*ワインの品質保持のため、
夏季配送はクール便に変更させていただく場合がございます。
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【トリンケーロについて】
ピエモンテのナチュラルワインの先駆といえる造り手の一人。トリンケーロ家が誇る長い歴史は1925年、アスティ県でのバルベーラの生産開始に遡る。現当主エツィオは、かつて約50ha所有していた畑を「家族経営で自ら完璧に畑の世話ができる規模にするため」13 haに縮小した勇気と決断力のある情熱家。残した畑には、1925年植樹で「アスティの宝石」とも言われるクリュ「ヴィーニャ・デル・ノーチェ」なども含まれる。トリンケーロの代名詞でもあるバルベーラはいずれも長期発酵、大樽での長期熟成によるしっかりした密度と多層性ある味わいで、20年以上も深みと気品ある表現力を増し続ける。4種類のバルベーラ以外に、エツィオの父が残したアルネイス、マルヴァジーアを始め10種類近い品種を栽培。ちなみに辛辣さで知られるワイン批評家、マット・クレイマーは「全てのピエモンテ産ワインの中で、何よりの好みはバルベーラ酒である」と語っている。もともと酸の高いバルベーラは、果実の成熟をかなり待っても、なかなか酸が落ちず、逆に言えエツィオの造るバルベーラには、持ち味の酸を優美に柔らげるため、長期熟成が不可欠である。
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323919
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