エトナ山の海抜1200mに0.4haの小さな畑に混植されたフランス系品種とエトナの品種。山を散策中に偶然行きついた居心地の良い場所があり、ここでブドウを栽培したらどうなるのだろう、という純粋な疑問からサルヴォ自身が2005年に植樹。しかしエトナ系品種では果実が熟すことのまずない高標高であったので、試しに早熟で比較的未熟でもアロマティックなフランス系品種を選んで植えてみた。もともとイ・ヴィニエーリのワインとして醸造されていたが2013年から2017年までI Custodi所有となった。が、醸造コンサルタントは変わらずサルヴォなので当時のままのラベルで出している。 ブドウ品種の割合はフランス品種が70%、エトナ品種が30%ほど。
ステンレスタンクで発酵
ステンレスタンクで熟成
(21.4.21 スタッフコメント)
複雑味を伴う洋酒のような香り。焼きたてのフィナンシェを思わせます。香りは強いですが味わいはさっぱりとしているので中華料理に合わせても美味しいかと思います。
原産国: イタリア シチリア
造り手: マリオ・パオルーツィ
タイプ: 白
土壌: 火山性砂質土壌
品種: カッリカンテ リースリング・レナーノ ゲヴュルツトラミネール グレカニコ ミネッラ
*ワインの品質保持のため、
夏季配送はクール便に変更させていただく場合がございます。
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【イ・クストーディについて】
カターニャ出身のオーナー、マリオ・パオルーツィが、2007年に立ち上げたワイナリー、イ・クストーディ。若くしてエトナ山の赤ワインに心惹かれるものがあったが、醸造家サルヴォ・フォーティと出会い、エトナワインへとのめりこんでいった。エトナ山の北部に赤ブドウ、東部に白ブドウ、合わせて11.8haのブドウ畑を所有しており、栽培はサルヴォ率いる、イ・ヴィニエーリの栽培家グループに委ね、醸造もサルヴォがコンサルタントとしてかかわっている。マリオはエトナで生まれ育ったわけではないが、サルヴォの考えに深く共感し、伝統的なそしてクオリティーワインを造るためには、ブドウはアルベレッロ仕立てであるべきだと、強く信じている。彼はモガナッツィのワイナリーの建設(2016年)の際に、そこにすでにグイヨー仕立てで畑が植えられていたブドウ樹をすべて引き抜き、アルベレッロへと仕立てるべく、植え替えてしまった。それだけ彼の、エトナの伝統への思いは強い。
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386215
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