マルヴァジーア・プンティナータは、ミュスカのようなアロマと酸の特徴的な品種で、ブドウの皮にプンティ(点)が広がることに由来。別名、マルヴァジーア・デル・ラツィオと呼ばれ、ラツィオ州で広く栽培されてきた。品種の酸を活かし、気軽に仕上がっている。
ステンレスタンクで数日間のマセレーション。
セメントタンクとステンレスタンクで、1年以上熟成させる
(21.1 インポーターコメント)
濁りはなく明るい黄色。17VTよりもさらにボディを感じる。酸が低くはないが、月に一度は行うバトナージュにより丸みのある味わいだけれど還元的ではなく、コクとうまみに焦点を絞って、ワインに溶け出させている。この果実の熟度と揮発酸ではない酸味を両立させられていることが驚き。
原産国: イタリア
造り手: マッテオ・チェラッキ
タイプ: 白
土壌: 火山性土壌
品種: マルヴァジーア・プンティナータ100%
アルコール度: 13%
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【ピアーナ・デイ・カステッリについて】
ローマ南部のヴェッレトリの町周辺の海岸線から、中央アペニン山脈の麓の、約80㎞の間の、13の村の畑からワインを造る。一面ワイン畑という景色ではなく、海岸線から山側まで、小さな畑が点在している風景だが、中には古木の、特にチェサネーゼ種の優良な畑が多く残っている。当主のマッテオは若くしてワインを造り始め、ファーストヴィンテッジの2009年から、亜硫酸を始めとする、醸造製品のワインへの添加はない。また、硫黄も銅も全く、畑へと散布せず、煎じ薬のみで、病害への対策をしている。それゆえ例え澱であっても“不純物”が混ざっていることはないのだという。澱引きをすることはなく、ビン詰め後の前年の澱があるタンクに、翌年のワインを継ぎ足して入れ、それに加え、一カ月に一度は必ずバトナージュを行い、澱の風味をワインに存分に溶け込ませる。醸造容器としてはセメントタンクを多用しており、木樽はワイナリー創業時に試して以降、使用していない。ステンレスタンクに入ったワインは香りが閉じてしまうので、瓶詰め前には最低1年間はセメントタンクで寝かせる必要がある、とマッテオは話す。
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373018
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