リュベロン地方、19年は水不足で猛暑の年で、やや度数の高い濃厚なワインに仕上がりました。醸したグルナッシュのタンクにシラーを加えステンレスタンクと古樽で熟成しました。
グラビュージュとは騒ぐことやバラバラな動きを意味します。
紫を帯びたルージュ色、黒胡椒やカシスの香り、チャーミングなベリー系の果実味に柔らかいタンニンが瑞々しく拡がるエキス感が心地良い逸品です。
(21.4.13 スタッフコメント)
つるっとしたエキスにほんのりタンニン。果実味由来の程よい甘み。余韻は割とドライな印象ですが前半の果実味と相まって良いバランス感に仕上がっています。
(20.10.7 スタッフコメント)
スムーズな口当たり。重心は中〜高。つるっとしたエキスが印象的な赤。感覚的な話ですがエチケットの印象通り、といった味わい。肩肘貼らず、脱力しながら…というシチュエーションが最適かと思います!また、開栓後は早めに飲みきっていただくのがおすすめです。
原産国: フランス プロヴァンス
造り手: アレクサンドル・ダレ
タイプ: 赤・ミディアム
土壌: 粘土 砂 石灰
品種: グルナッシュ60% シラー40%
アルコール度: 14%
酸化防止剤無添加
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【アレクサンドル・ダレについて】
ワイン生産を始める前は免疫学の研究者で、ワインの勉強は特にして おりませんでした。ナチュラルワインに興味を持ち、5年間もの有給休暇を使ってルーションのDomaine du bout du monde(ドメーヌ・デュ・ブ・デュ・モンド)やジュラのdomaine Ganevat(ドメーヌ・ガヌヴァ)で仕事をして栽培と醸造を学び ます。2015年にはルーションのDomaine du Possible(ドメーヌ・デュ・ポッ シブル)で初めてle Gringalet(ル・グランガレ)という自分のキュヴェをつくりました。アレックスのワインと出会ったのは昨年秋。3年目のヴィンテージにしてはセンスあるワインを造るなというのが第一印象です。新しすぎる生産者はワインの性質の中に、偶然や不安定の要素が多く、この"今"だけでは測りにくい面があります。彼も例外ではないのですが、南のテロワールを感じさせつつも軽快な飲み口とたっぷりの赤系と黒系果実両方からくるエキス、しなやかなで脱力系の酸味とミネラル、流行のスタイルでいてクラシカルな要素や プロヴァンスらしさも併せ持つ、ワインの中に見え隠れする個性豊かなセンスとスタイルが気に入りました。一番に買っているところは、彼の真面目かつ 自由な性質からくる将来性。バスティアン・ブータローと共にこの先は南ローヌやラングドック、ルーションではなく、プロヴァンスの地でナチュラル・ワインを 背負っていける新たなスターになるかもしれない、と大げさな期待もささやかにしております。今回ご紹介する彼の3年目のヴィンテージは、抜栓した日に飲み切ってしまうのがベストかもしれません。数人でワイワイガヤガヤと美味しい食事と楽しい会話、ノリノリの音楽で食卓を囲みながら、グルグルと喉を通す。ぜひ心を開放して脱力エンジョイしてください。まだまだこれから発展していくこ と間違いなしの生産者です。
- 商品コード:
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35101
- 通常価格(税込):
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3,520
円
- 販売価格(税込):
-
3,017
円
ポイント:
27
Pt
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