畑の向きは南東、標高は250mです。粘土石灰岩土壌で、地表20cm下は石灰岩の岩盤なので「シュール　ラ　ロシュ(岩盤の上)」と呼ばれています。2億5000万年前、この一帯はカリブ海のような熱帯の海だったため、サンゴや無数の貝殻が化石あります。植密度は、8000本/ha。収穫は手摘みで摘み取りの際に選別します。収穫量は、50hL/ha。スキンコンタクトはしません。ニューマティックプレスで圧搾し、12時間寝かせて、澱引きします。樽で発酵とマロラクティック発酵させます。樽は、20%新樽、20%1年樽、20%2年樽、残りの40%はそれ以上です。アリエ産とジュピユ産です。12ヶ月澱と共に寝かせ、その内10ヶ月はバトナージュします。異なる樽のワインをタンクに移し、ブレンドします。セラーのドアを開け、戸外の冷気で清澄させます。清澄し、軽くフィルターを通します。

花のようなブーケに、はしばみやユリの香りも感じられます。コクもあってまろやかな、しっかりとしたプイイ フュイッセです。

石灰岩の岩盤の上にある別格の畑でプルミエクリュへ昇格すると言われています。

原産国:　フランス　マコネ
造り手:　ジャック&ナタリー・ソメーズ
タイプ:　白
品種:　シャルドネ100%

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【ジャック&ナタリー・ソメーズについて】
1830年からワイン造りをする家系。プイイ　フュイッセを産する4つの村のひとつ、ヴェルジッソンでワイン造りをする生産者です。ジャックとナタリーは、マコネ出身です。プイイ　フュイッセを産する4つの村のひとつ、ヴェルジッソンでワイン造りをする生産者です。ジャックとナタリーは、マコネ出身です。父レオンの時代は、区画を分けることはしていませんでしたが、ジャックの時代になってから、区画ごとに分けて醸造を行うようになりました。畑の向き、樹齢で、味わいが大きく変わるからです。父の時代はバルク売りの比率も高かったのですが、ジャックになって95%が元詰め、5%のみ昔からの付き合いのあるネゴシアンに卸しています。現地で実際に見ると、それぞれの畑は近い位置にあり、アペラシオンの優劣があるとは感じられません。あるのは、畑の違い(標高、土壌、斜面の向き)によるキャラクターの違いです。