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ミュラートゥルガウは、オーストリアからのもので、1960年にクストーツァに植えました。収穫量は25hL/haです。充分に熟した葡萄の房は、小さな木製のトレイに置き、約40%乾燥するように3ヶ月保存します。除梗し、軽く破砕します。72時間、発酵前に醸しを行います。その後果皮を除き、小さなオーク樽で発酵させます。糖分の含有量が多いので発酵はゆっくり進みます。アルコール度が約15%になり、150g/Lの残糖となったら、発酵を止めます。ナッツ(アーモンド)、アーモンドビスケットの香り。酸がしっかりあるので、くどさはありません。「この品質のワインは、この価格では絶対に見つからない。市場は倍の価格でこういうワインを探している位だ」とルチアーノは話していました。イタリアでは、チーズ(アズィアーゴ ストラヴェッキオ)やマントヴァの郷土料理「かぼちゃのトルテッリ」に合わせて楽しまれます。
(20.4.12 スタッフコメント)
甘みを感じるアタックにナッツやウイスキーの香り。甘みが主体ですが複雑味を含んでいます。酸がアクセントとなり良い形でフィニッシュを迎えます。
(開栓から9ヶ月後)
酸が落ち着き、重心の低いエキスになっています。変わらない美味しさ!家にあると頼もしい一本です。
私はあんぽ柿にバターを挟んだものと一緒にいただきました。
原産国: イタリア ヴェネト
造り手: カヴァルキーナ
タイプ: 白・甘口
土壌:
品種: ガルガネガ ミュラー・トゥルガウ
アルコール度: 14%
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【カヴァルキーナについて】
カヴァルキーナの名は、ワイナリーのある地域の名前で、カヴァルキーニ伯爵の邸があったことに因んでいます。ワイン造りの歴史は古く、1848年には既にクストーツァの地域において最も重要なワイン生産者として記録されています。また、オーストリアのハプスブルグ家が作成した地図では、第1級、第2級に格付けされました。1911年にはピオーナ家が所有者となり、1948年にルチアーノの祖父が自分用のセラーを建設しました。タンクをステンレスタンクに変更したり、設備を刷新したりしてきましたが、今でもそのセラーを使用しています。祖父は、クストーツァの典型的な葡萄品種を栽培していました。1962年、伝統的な葡萄品種から、新しいブレンドの白ワインを造り、そのワインを「クストーツァ」と名付けました。質よりも量が重要視されていた当時、このような品質を重視したプレミアム的なタイプのワインを市場に送り出すことは容易ではありませんでしたが、粘り強い努力の結果、1971年にD.O.C.に指定されるまでになりました。
- 商品コード:
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i576
- 通常価格(税込):
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2,310
円
- 販売価格(税込):
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1,980
円
ポイント:
18
Pt
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